実は知られていない?看護師の多様な働き方

フライトナースはドクターヘリに乗り患者の命を救う仕事

ドクターヘリで活躍するフライトナースの働き方

ドクターヘリで活躍するフライトナースの働き方

看護師の中でもフライトナースは緊急医療に特化している看護師です。そんなフライトナースとはどのような仕事をしているのかについて紹介していきます。またフライトナースとはそもそもどういった看護師なのかについても知っておきましょう。

フライトナースとは

フライトナースとは

フライトナースは国や県などの自治体から公的な補助金を受けているドクターヘリに乗り仕事をします。ドクターヘリとは緊急時に現地に医師や看護師などを運んだり、患者を搬送するために使用されます。軽症患者の搬送で使用されることはなく、重症や危篤状態の患者にのみ使用が許可されています。このドクターヘリに乗りながら緊急性の高い患者に対して蘇生の管理や心配停止患者への適切な対応を求められることになります。また民間病院が独自に持っている緊急医療システムが主体となってヘリコプターに乗ることもあります。これは民間医療用ヘリと言われており、患者の症状や緊急度に関係なく条件が整っていれば運行することができます。
基本的には緊急状態の患者に看護を行うことになりますので、フライトナースの業務は主に救命救急措置となります。倒れた人の安全確保や窒息の解除、人工呼吸やAEDの使用といった一般人でも行うことのできる一次救命措置から、医療専門家が行う二次救命措置が求められます。二次救命措置は静脈路の確保であったり、心電図のモニターと波形の解釈といった対処があります。

仕事内容

仕事内容

フライトナースの仕事内容には上記でも触れたドクターヘリに乗り、緊急性の高い患者への対処がありますが、基本的にはドクターヘリの使用頻度は高くないため普段は院内で看護師として搬送された患者の救命措置を行います。
緊急医療の体制としては初期と一次から三次などの重要度に分かれており、フライトナースが働く救急救命センターでは三次救急医療となりますので、特に命の危険性が高く緊急性も高い患者への対処が多いです。このような事情から24時間体制で対応を行っている現場がほとんどです。
多くは院内でこのような働き方をしていますが、要請があればフライトナースとしてドクターヘリに乗り救急救命の処置を必要とする患者の元へ駆けつけることが仕事になります。

フライト担当の日でも通常業務をこなしながら、ドクターヘリの出動要請があったら即座に病院業務をストップし、ドクターヘリに乗り込む必要があります。

引用元:ナースハッピーライフ

こちらのナースハッピーライフは看護に関する略語や用語を解説してくれているサイトです。

ナースハッピーライフ

危篤状態の患者や命の危険が迫っている患者に対して、素早く冷静に応急措置や救命措置を行わなければなりませんので、フライトナースは最もプレッシャーのかかる仕事を行う看護師とも言えます。

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